育児中のママの皆さん、いつもご苦労様です。日々、育児に家事にと追われるている方も多いかと思います。
そんな中、鏡を見るたび「シワやお肌のたるみ、どうにかならないかな…」と思ってしまう。また、周りのママさんが若々しくて羨ましく思ってしまう。ですが、若々しく見えるママさんも、もちろん努力をしています。
では、どうすれば老化を防止できるのか?ここで結論ですが、「育児中のママは必見!腸内年齢を若く保つ事が老化防止には効果的です。」テーマの○の中には腸内年齢が入ります。
「腸内年齢?便秘を解消すれば良いって事?」半分正解です。ですが、便秘を解消すれば腸内年齢を若く保てるとは限りません。
この記事では主に
上記の内容がわかります。
老化と腸内年齢が関係する理由
まず、人の腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個程度存在していると言われており、大きく分けると「善玉菌」「悪玉菌」とどちらでもない、「日和見菌」の3種類です。理想的な腸内細菌の割合は、善玉菌20%、日和見菌70%、悪玉菌10%だと言われています。
細菌のバランスは決まっていて、善玉菌が増えると悪玉菌が減る。悪玉菌が増えると善玉菌が減る。といった具合です。
日和見菌はと言うと、八方美人タイプの菌ですので、善玉菌が多いと善玉菌のお手伝いをする。悪玉菌が増えると悪玉菌のお手伝いをするのです。聞いていると日和見菌に腹が立って来ますが、とにかく善玉菌が多ければいいワケです。
しかし、悪玉菌が増えてしまうと、腸内環境が悪化し便秘や下痢、おならから腐った臭いがする。などの不調が現れます。
また、悪玉菌が優勢な時は有害な物質が発生し血液を循環する事で肌荒れの原因となり老けて見えるようになってしまうため、腸内環境を整えておく事は老化防止にも繋がるでしょう。
腸内が老化してしまう原因
悪玉菌が優勢になった状態が長く続けば続くほど、腸が衰えて行きます。ではなぜ、悪玉菌が優勢になってしまうのでしょうか。
- 悪玉菌のエサ(動物性タンパク質・動物性脂質)が豊富
- 過度なストレス
- 加齢
- 慢性的な便秘
動物性タンパク質・動物性脂質(肉類)の摂りすぎですが、タンパク質は生命維持のためには必須です。そのため、過剰摂取は気をつけなければなりません。過剰摂取の一つの目安として、オナラから温泉卵の匂いがするなど、腐敗臭がする場合は量を見直した方が良いでしょう。
その他、過度なストレス・加齢は生きていくうえで、避けては通れません。
慢性的な便秘は、便秘が続いているようなら腸内環境が悪化しているサインだと自分で気づいて早めの対策を行いましょう。
腸内年齢を若返らせる方法
さきほど述べたように、慢性的な便秘になる前に早めに気づいて対策しましょうとお伝えしたばかりですが、「何をしたらいいの?」となってしまいますよね。
悪玉菌の餌が増える事で悪玉菌が増えるなら、その逆に、善玉菌にエサをあげれば良いのです。
「善玉菌のエサ」とは「水溶性食物繊維」のことです。
はい。知らんがなですよね。水溶性食物繊維とは水に溶ける食物繊維の事です。主な食材を記載します。
水溶性食物繊維(善玉菌のエサ)が豊富な食材BEST30
- オートミール – 約1.4g(40gあたり)
- もち麦 – 約1.6g(40gあたり)
- 大麦 – 約2.0g(40gあたり)
- オクラ – 約1.5g(100gあたり)
- 人参 – 約1.1g(100gあたり)
- りんご – 約1.2g(100gあたり)
- 梨 – 約1.5g(100gあたり)
- アボカド – 約1.6g(100gあたり)
- いちご – 約1.1g(100gあたり)
- ブルーベリー – 約1.5g(100gあたり)
- 大豆 – 約1.2g(100gあたり)
- さつまいも – 約1.8g(100gあたり)
- かぼちゃ – 約0.5g(100gあたり)
- ブロッコリー – 約1.5g(100gあたり)
- キャベツ – 約0.7g(100gあたり)
- ほうれん草 – 約0.4g(100gあたり)
- きのこ類(シイタケ) – 約1.0g(100gあたり)
- アーモンド – 約0.7g(28gあたり)
- えんどう豆 – 約2.0g(100gあたり)
- ひよこ豆 – 約1.1g(100gあたり)
- レンズ豆 – 約2.0g(100gあたり)
- 玄米 – 約0.5g(100gあたり)
- こんにゃく – 約0.5g(100gあたり)
- チアシード – 約1.1g(28gあたり)
- フラックスシード(亜麻仁) – 約0.6g(28gあたり)
- バナナ – 約0.7g(100gあたり)
- グレープフルーツ – 約1.1g(100gあたり)
- キウイ – 約1.1g(100gあたり)
- トマト – 約0.5g(100gあたり)
- プルーン – 約1.4g(100gあたり)
多く含むからと言って食べ過ぎは良くありません。バランス良く取り入れていく事が最善の方法です。これらを参考にして献立を考えてみるのも良いでしょう。
老化防止のためにはタンパク質の摂取も必要
動物性タンパク質を摂取すると悪玉菌のエサになってしまうと思った方もいるかもしれませんが、動物性タンパク質は生きていく上で必須であり、摂取しないという間違った判断はしないようにして下さい。
また、手軽で効果的にタンパク質が補給できる方法を別記事に書いておりますので、参考にして下さい。
タンパク質を摂取しながら腸内年齢も若返らせる方法は【注意】「老けたな」と感じたら、生命を維持する栄養が足りませんに詳しく買いています。
まとめ
腸内年齢を若く保つ事で、老化防止にもつながり、外見の美しさにも表れますので、善玉菌のエサとなる、水溶性食物繊維をバランス良く取り入れて、腸内環境を整え、美容に必要な成分であるタンパク質の摂取も忘れずにしましょう。
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