50代女性でも自宅で簡単に始められる筋トレメニューまとめ

今回、記事のテーマは「50代の女性でも自宅で簡単に始められる筋トレメニュー」です。50代になって気になるのが「健康」ですよね。あなたが筋トレを始めようと思っているなら、今日からでも始める事ができます。「今日から?ダンベルとか何も準備してないけど…」と思うかもしれませんが、自宅で筋トレを始めるのに多くの物は必要ありません。必要なものは、動きやすい服装タオル、筋トレ初心者の方はスマホやタブレットなどもあると動画を視聴して動きを見ながら筋トレを行えるので便利です。

この記事を読むことで、筋トレを始めるメリットや具体的な効果、自宅でできるトレーニングや応用編までわかります。

50代女性が自宅でできる筋トレの始め方と効果

前述したように、筋トレを始めるのにたくさんの準備は必要ありません。もちろん自分がしたい筋トレメニューが存在し、実行するのに物が必要な場合は準備が必要となります。

ですが50代から筋トレを始めようと思われている方のほとんどは、重いものを持つ筋肉が発達していないため、自重(自分の体重)で行うトレーニングぐらいの負荷で十分です。

なぜなら「いざ始めよう!」と思い立って、器具をネットでポチポチして買ったはいいが、届く頃にはモチベーションが低下していて、押し入れを圧迫するだけの邪魔者となる可能性が高いです。

ですので、思い立ったらすぐに実行できる自重トレーニングが最適です。

50代からは筋力の低下が加速していきますので筋トレを行うことで、筋力向上による姿勢維持や、ストレス発散、さらに認知機能の向上まで期待ができますので、負荷の軽い筋トレでも構いませんのではじめてみましょう。

50歳から筋トレしてはいけない?その理由と注意点

結論、そんなことはありません。むしろ50代からでも筋トレを始めるべきです。

ただし、低負荷から始めて行きましょう。

こういった話が出てきた理由は【50歳からは「筋トレ」してはいけない 何歳でも動けるからだをつくる「骨呼吸エクササイズ」】といったテーマの本が発売されているためです。こちらの本の内容なのですが、「筋トレではなく骨から体を鍛えましょう」といった内容になります。

骨を鍛えないで!といっている訳ではありません興味があれば検索してみてください。

50代女性が筋トレを始めるべき理由とメリット

前述で少し触れましたが、50代の女性が筋トレを始めるべき理由とメリットはたくさんあります。

まず①つめは、筋力向上による生活の質を向上させるためです。筋力が低下してくると歩くこと(外出)が嫌になってきます、外出が嫌になると運動量が低下し、さらに筋力低下が進行するなどの悪循環に陥ってしまうため、早めの予防が重要です。

理由の②つめはストレス発散です。筋トレが嫌いな人はストレスになると思われるかもしれませんが、筋トレをしてみると達成感があったり爽快感があったりしてハマってしまう人が居るのもまた事実です。ぜひ体を動かして汗をかきましょう!水分補給も忘れずに。

理由の③つめは基礎代謝が上がる。加齢により筋肉量が減少していくため、代謝が段々と下がっていってしまい、太りやすくなります。

④つめは認知機能の向上です。そもそも認知機能とは、記憶や思考、理解、判断など、大脳で行われる「知的な機能」の全般を認知機能と呼びます。つまりボケ防止にも期待できるって事ですね。

初心者でも無理なく続けるためのコツと習慣化のポイント

初心者の方で筋トレを辞めてしまう理由は様々ありますが、多くの人は「効果を実感できない」事で筋トレを辞めてしまうようです。

筋トレの効果を実感できるのは早くても一ヶ月以上継続する必要があります。しかも50代の初心者から始めるような低負荷なトレーニングでは効果を実感できるのは半年以降の可能性もあります。なぜなら、「筋肉は負荷と栄養を与えることで大きく成長する」からです。もちろんガムシャラに高重量の筋トレを行えば良いというものでもなく、正しいフォームで、必要な栄養と休息を摂り、筋肉に負荷をかけられた場合に筋肉は大きく成長します。

しかし筋トレ初心者は自重トレーニングから始める人が大半であり、初心者のうちから自重トレーニングで筋肉に強烈な負荷をかけられる人は決して多くありません。ですので、自重トレーニングを行っている間は効果を目にみえて実感できないかもしれません。

やはり効果が見えないと辛くて辞めたくなってしまうかもしれません。そんな時に思い出して欲しいのが、「継続する事が一番大事」だという事です。自重トレーニングで効果を目に見えて実感できなくても、体脂肪が減らなくても、休み多めに取っちゃても良いんです。

筋トレを全くしない日々よりも、低い負荷でも筋トレを続けている方が筋肉の減少は絶対に少ない筈です。効果が全くないなんて事はありません。続けて行きましょう。

さらに筋トレを続けやすくするには、「目標を立てる事」です。その代わりなるべく達成しやすいような目標にするのがベストです。良い例と悪い例を挙げるなら

悪い例)「体脂肪率を○%まで落とす!」や「体重を○kgまで落とす!」

などの理由は×です。なぜなら上級者でも難しい理由だからです。かなりの肥満体型なら体脂肪率や体重はある一定の水準までスムーズに落ちますが、そうでないのなら、かなり難易度の高い目標になりますスキーで滑ったこともないのに上級者のコースを滑ったりしませんよね?初心者のうちは簡単な成功を積み重ねていくことで自信につながるため、比較的達成しやすい目標にすると継続しやすいです。次に良い例を紹介すると

良い例)「プランクを昨日より5秒長くする」「スクワットを前回の回数よりも一回多くする」

これらの比較的達成しやすい目標を立て、クリアしていく事で自信がついて行き筋トレが楽しくなってきます。もし筋トレが長続きしないようでしたら目標設定が上手くいっていない可能性がありますので、参考にしてみてください。

    1. 50代女性が自宅でできる筋トレの始め方と効果
    2. 50歳から筋トレしてはいけない?その理由と注意点
    3. 50代女性が筋トレを始めるべき理由とメリット
    4. 初心者でも無理なく続けるためのコツと習慣化のポイント
  1. 50歳からの筋トレで得られるビフォーアフターと変化
    1. 更年期・更年期障害への効果と筋トレの役割
    2. 体重・体型の変化と健康への影響
    3. ダイエットや生活習慣病予防への効果
  2. 50代女性向け筋トレの基本メニューとやり方
    1. 自宅でできる全身トレーニング:自重トレーニング解説
    2. 下半身・太もも・お尻・大腿四頭筋の強化エクササイズ
    3. お腹・体幹の鍛え方(プランク・仰向け腹筋など)
    4. 腕立て伏せ・広背筋・背中の筋肉の鍛え方
  3. 50代女性の自宅筋トレ|部位別おすすめエクササイズ
    1. お尻・ヒップアップと殿筋強化の運動
    2. スクワット・椅子を使った下半身強化の方法
    3. 体幹とバランスを鍛えるポーズと動きの解説
    4. 階段やウォーキングを活用した全身運動
  4. 筋トレの効果を高める食事とたんぱく質の摂り方
    1. 筋肉量キープ・増やすためのたんぱく質摂取方法
  5. 安全で効果的に筋トレを続けるための注意点とリスク対策
    1. 関節やひざへの負荷軽減と正しい姿勢・フォーム
  6. モチベーションアップ!女性向け筋トレ動画
  7. よくある質問|50代女性の筋トレQ&A
    1. フリーウエイトと自重トレーニングの違いと選び方
    2. ジム通いと自宅トレーニングの効果的な併用方法
  8. まとめ

50歳からの筋トレで得られるビフォーアフターと変化

50歳から筋トレを行う事で体にどのような変化が現れるのか、またビフォーアフターはどのようなものになるのか、それらは個人差があるため一概には言えませんが、筋トレを続けていくことで日々の生活に張りが出るでしょう。張りが出ることで周りの人からは若々しく見られることもあるかもしれません。さらに筋トレには認知機能の向上効果もあるとされており、ボケ防止にも期待されています。さらに筋トレを続けていくことで体がひき締まっていき、体が軽くなります。

これらの効果が見られるのため、筋トレは老化の防止にも効果的です。

更年期・更年期障害への効果と筋トレの役割

50代の女性からは更年期の悩みをよくお聞きする事があります。この年代は更年期が辛い時期とも言えるでしょう。

実は筋トレは更年期障害にも効果的であると言われていますので、更年期にお悩みの方は低負荷の運動でも構いませんので、始めてみるとよいでしょう。「大事なことは続けていくこと」です。すぐに効果は現れませんので、注意が必要です。

体重・体型の変化と健康への影響

50代を過ぎると基礎代謝が低下し、脂肪がつきやすくなります。さらに、運動量が低下することにより筋肉も衰えてしまうことで脂肪燃焼しにくい体ができ上がります。脂肪が増加することにより生活習慣病にもかかりやすくなりますので注意が必要です。

【外部リンク】生活習慣病とは?

生活習慣病とは | 生活習慣病とその予防 | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
日本生活習慣病予防協会は、生活習慣病の一次予防を中心に、その成果、診断、治療、リハビリテーションに関する知識の普及啓発、...

ダイエットや生活習慣病予防への効果

筋トレはダイエットや生活習慣病の予防にも効果を発揮します。

筋トレを行い、筋力を向上させることで基礎代謝の向上が期待できます。そもそも基礎代謝ってよく聞くけど何なの?と思われた方々のために簡単にご説明しますと、身体は心身ともに安静な状態であっても、心臓や呼吸、腎機能の活動や体温を一定に保つなど、生命維持のためにも身体は休む事なく働いています。これらの生命を維持する体の働きの事を基礎代謝と言います。これら基礎代謝を活発にする事により、身体はエネルギーをさらに消費します。エネルギーを大量に消費し、脂肪がエネルギーとして使用される事で脂肪が燃焼され、引き締まった体となります。さらに、【筋トレ+有酸素運動】を組み合わせる事で脂肪燃焼効果がさらに高まることが研究により発見されています。

また、筋トレを行っている人は、行っていない人と比べて心血管疾患、全がん、糖尿病、肺がんの発症リスクが10%〜17%低いことも報告されています。

50代女性向け筋トレの基本メニューとやり方

50代の筋トレ初心者であれば、体を満遍なく鍛えるべきでしょう。特定の部位ばかりを鍛えていると身体のバランスが悪くなり、姿勢が悪くなったりします。そうならないためにも、胸、背中、脚、腕、肩、腹筋などはバランス良くきたえましょう。

他にも体を鍛える方法が、自重トレーニング(自分の体重で行う筋トレ)とジムなどで行うマシントレーニングやフリーウェイトなどがありますが、初心者向けはやはり自重トレーニングでしょう。お金をかけず、さらに自宅で行えるため筋トレ初心者にはもってこいです。

自宅でできる全身トレーニング:自重トレーニング解説

前述したように、自重トレーニングとは「自分の体重を使った筋トレ」のことです。器具を使わず自宅で行なえるため、手軽に始められて初心者にはもってこいです。自重で行うトレーニングのため、負荷は低いですが、初心者のうちは自重のような低負荷でも十分です。

回数を多くこなすことよりも、意識した筋肉に効かせるイメージで筋トレを行うように心がけましょう。

下半身・太もも・お尻・大腿四頭筋の強化エクササイズ

人体の中で最も大きな筋肉が脚の筋肉です。大きな筋肉を鍛えると基礎代謝が向上するため、下半身の筋トレはダイエットにも効果的です。さらに今後、加齢に伴い「つまづき」や「転倒」が増加するケースがありますが、脚の筋力が低下する事で、歩く時にすり足のようになってし事が原因で、つまづきや転倒が増加してしまうようなので、しっかりと足を鍛えておきましょう。

脚を鍛える種目で代表的な種目は「スクワット」です。皆さんも思い浮かぶように立ったりしゃがんだりするアレです。立ったりしゃがんだりするだけのように見える「スクワット」ですが正しいフォームを習得することで腰痛の防止や膝関節への負担軽減など、正しいフォームを覚える事で怪我をしてしまう危険性を軽減できます。

スクワットフォームの解説動画をいくつか貼っておきますので真似してみましょう!

次は、なかやまきんに君の動画。どちらがあなたは分かりやすいですか?

お腹・体幹の鍛え方(プランク・仰向け腹筋など)

腹筋・または体幹の鍛え方は【クランチ・シットアップ・プランク】などがあります。割と良く聞くので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?腹筋は体を曲げるたりする時に使用される筋肉であり、腹部の安定や内臓を外部から守るためのもです。腹筋と言えば体を起こすイメージがあるかもしれませんが、上体を起こすのはシットアップという種目です。このシットアップと言う種目は腸腰筋を鍛えるのに良い種目なのですが、腹筋が働いていない(普段鍛えていない)人が行うと腰を痛めてしまうリスクがあります。ですのでこの章で解説するのはクランチとプランクをメインに解説していきます。

ではまず、クランチの解説動画からどうぞ。

クランチの方法を理解した方はこちらのトレーニング動画を一緒にやってみましょう。

最初は非常にきついと思いますので、無理のない範囲で行いましょう。

次はプランクです。プランクは体幹を鍛えるのに有効とされています。ちなみに体幹とは頭・足・腕を除いた私たちの体すべてを指します。 インナーマッスルともいわれ、体の深層部にあるため、通常の筋トレのように目に見えて鍛えやすい筋肉ではありません。ですが体感を鍛えることで、姿勢が良くなる、腰痛の予防・改善、痩せやすくなる、スポーツのパフォーマンスアップなどの効果が期待できますので、筋トレ初心者の方はぜひ行ってみてください。それでは解説動画です。

プランクのやり方を理解できた方は実際にトレーニング動画を見ながらやってみましょう。

いかがでしたでしょうか?最初は30秒間耐えることも難しいかもしれませんが、継続していくことで続けられる時間がきっと伸びていきますので大丈夫です。プランクもクランチも床に寝そべって行うと体が痛くなる可能性がありますが、トレーニングマットを敷いて行うことで軽減する事ができますので、活用するようにしましょう。

腕立て伏せ・広背筋・背中の筋肉の鍛え方

こちらの章では胸と背中のトレーニングを解説していきます。

そもそも大胸筋の働きとは、肩、腕、呼吸のサポートなどを担っており、押す動作によって大胸筋に負荷をかけられ、鍛える事ができます。そんな大胸筋を鍛えるトレーニングは王道である、腕立て伏せ(別名:プッシュアップ)です。皆さん聞いたことくらいはあると思います。この腕立て伏せですが、できない女性がほとんどだと思います。中には膝をついても出来ない人もいますよね。そのため、まずは低負荷の腕立て伏せを行って、ある程度回数をこなせるようになってから中程度の負荷をかける腕立て伏せに移行していく方法がおすすめです。

ご自分の強度に合ったトレーニングを見つけられる、強度別の腕立て伏せ動画です。できる範囲の腕立て伏せを最初は行ってみましょう。

いかがでしょうか?スタンダードな腕立て伏せはハードルが高いかもしれませんが、このように段階を踏んでいくことによって強度を上げていくことが可能になりますので、ぜひ挑戦してみましょう。

50代女性の自宅筋トレ|部位別おすすめエクササイズ

先ほど紹介したトレーニングは、全く器具を使わずにトレーニングを行う事ができましたが、筋トレにちょっとした工夫を加える事でまた違った刺激を筋肉に与える事ができるため、上記のトレーニングに飽きてきた人や、負荷が軽すぎる方、普段の筋トレにスパイスとして変化を加えたい方など、どんな方でも簡単に実践する事ができます。

お尻・ヒップアップと殿筋強化の運動

お尻の筋肉は、【大臀筋・中臀筋・小臀筋】で分かれており、それぞれ日常生活において骨盤の伸展や、歩く・走る・体を反らすなどに使用される、とても大事な筋肉なのです。

お尻のトレーニングには王道といったトレーニングはありませんでしたので、今回解説はなしですが色んな方のお尻トレ動画を紹介しておきます。

まずは【薬学生トレーニ】

お尻をプリプリにする方法ってタイトルが可愛いですよね(笑

お次は【なかやまきんに君】

優しい笑顔で励ましてくれるので頑張れると言う方が多いです。

お次は【竹脇まりな】さんです。たまに見せるきつそうな表情を見ると、一緒に頑張っているような気持ちになりますね。

ご自分に合う動画はありましたでしょうか?正直どのYouTuberさんも魅力的で悩んでしまいますね。

スクワット・椅子を使った下半身強化の方法

次は椅子を使用したスクワットです。下半身を鍛える事で生活の質が向上します。特に筋力が著しく低下してくる50代は下半身をしっかりと鍛えておくことにより、基礎代謝の向上に期待ができるため、下半身強化の筋トレ方法をマスターして置いて損はないでしょう。

スクワット初心者はこの辺りから始めると続けやすいかもしれません。

いかがでしたでしょうか?筋トレ未経験でスタンダードなスクワットができない方でもこれなら行なえると思います。これが簡単に行なえるようになってきて、物足りなくなった場合は次のステップに行きましょう。

方法は同じですが、こちらの動画の方が椅子に浅く腰掛けている分、脚への負担が少し大きいです。太もも(大腿四頭筋)に負荷がかかる事をイメージしながらスクワットができるとより効果が期待できますので、試してみてください。

いかがでしたでしょうか?スタンダードなスクワットが難しい方などは、これらの方法で基礎を作ることで、スタンダードなスクワットに移行しやすくなるのではないかと思いますので、ぜひ実践してみてください。継続することが大事ですよ。

体幹とバランスを鍛えるポーズと動きの解説

体幹は体のふらつきや、しっかりとした体の軸を作るために効果的です。体幹を鍛えることにより姿勢が改善され背筋が伸びることで若々しい印象を与えることもできるため、鍛えておきたい部位です。

やはり初心者の女性が続けていくためには、まずキツすぎない事と、種目がシンプルで分かりやすい事が重要だと思いますので、こちらの動画がオススメです。※片足で行うトレーニングもあるため、転倒には十分注意して実践しましょう。

いかがでしたでしょうか?このようなトレーニングを行なったあと、いかに自分の体幹が貧弱なのか思い知らされますね(笑

階段やウォーキングを活用した全身運動

筋トレと一緒に行いたいのが【有酸素運動】です。その理由は脂肪燃焼効果にあります。

大学の実験で、【筋トレ】のみの人と【有酸素運動】のみの人、さらに【食事制限】のみの人と最後は【有酸素運動+筋トレ】を行なっている人に分かれて調査をしたところ、【有酸素運動+筋トレ】を行なっているグループが一番、脂肪燃焼効果が高かったと研究報告があります。(下記参照)

  • 有酸素運動+筋トレ(-8.5kg)
  • 有酸素運動のみ(-6.6.kg)
  • 食事制限のみ(-6.1kg)
  • 筋トレのみ(-4.6kg)

つまり基礎代謝を上げるには【有酸素運動+筋トレ】を行う事がベストです。基礎代謝を上げてしまえばこちらのものです。太りにくい体になりますが、調子に乗って食べ過ぎると簡単に太りますのでご注意を。

有酸素運動の種類もたくさんありますね。ウォーキング・ジョギング・ランニング・ロードバイクなど様々ありますが、今回オススメするのは階段(ちょっとした段差)を使ったトレーニングです。

本当に階段を登り降りしても効果は出ますが、屋外で行う場合は天候や気温に左右されやすいため、自宅の階段やちょっとした段差を利用するだけでも十分実践できますので、ぜひ実践してみてください。※段差につまづいて転んだり、自宅で靴下のまま行うと滑ったりして危険ですので、安全には十分配慮してトレーニングを実践しましょう。

最初は無理せず、休憩しながらでも構いません。自分のペースで実践していきましょう。

筋トレの効果を高める食事とたんぱく質の摂り方

筋トレをすることは、心身ともに良いことですが筋トレの効果を高めるためには食事とタンパク質の摂り方も重要になってきます。まず、体を動かすためにはエネルギー、つまりガソリンが必要なのですが、このガソリンの役割を担うのは【糖質】または【脂質】です。運動強度によってエネルギーとして【糖質】を使用するのか【脂肪】を使用するのかが変わってきます。運動強度が低い場合(家事や歩行など)は糖質と脂質が半分の割合で使用されるのに対して,中強度〜高強度(ジョギングやバスケなど)になると糖質が主に使われます。そのため、筋トレの1時間前などにバナナや小さいおにぎり一個を食べておくと筋トレ時のエネルギーとして使用され、筋トレのパフォーマンスを維持することができるでしょう。

人体は【水70%】【タンパク質20%】【その他10%】で構成されており、血液、臓器、髪、爪、筋肉などはタンパク質からできています。タンパク質は人体を作っていると言っても過言ではありません。そんなタンパク質はあちこちに必要とされているため、不足しがちと言われています。そのため、一食でタンパク質を20g摂る事ができれば、3食で60g摂ることができます。この60gが一日の最低ラインです。本来なら体重×1.5gぐらいを目安に摂ると良いでしょう。

タンパク質を多く含む食材は【大豆製品(納豆や豆腐)】【肉類(鶏・豚・牛)】【乳製品(牛乳・ヨーグルト)】【魚】などから摂取すると良いでしょう。

固形物から摂取するのが難しい方などは、プロテインの使用を検討してみてください

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プロテイン摂取のベストタイミングを徹底研究!筋トレに効果的な方法

筋肉量キープ・増やすためのたんぱく質摂取方法

せっかく増やした筋肉も、タンパク質などの栄養素がなければ維持、または増量することはできません。鍵となるのは筋肉の材料となるタンパク質です。筋肉量を増やす・キープのために必要な量は人それぞれですので、一概には言えませんが基本的には【体重×1.5g】と言われています。そのため、私で計算してみると【体重60kg×1.5g=90g】のタンパク質を摂取するのが良いとされています。

タンパク質90gと言えば、1食で30gのタンパク質を摂れれば3食で90gを摂取する事ができます。1食30gを食事から摂るのは意外と大変で、鯖缶が1缶で約15〜20gのタンパク質に納豆1パック8gのタンパク質に卵1個を摂ると約30gぐらいです。これを3食繰り返すことで1日のタンパク質摂取量の目安はクリアできます。簡単じゃんと思うかもしれませんが、この量を毎食食べられる50代女性は少ないかもしれません。そんな時は無理して食事からタンパク質を摂取しなくとも、プロテインを使用する事で無理せずにタンパク質を簡単・お手軽に補給できますのでプロテインの購入を検討してみると良いでしょう。それに、タンパク質のみを補給したい場合であれば、プロテインを使用した方が余計なカロリーを摂取しなくても良い点がプロテインのメリットです。マッチョだけの飲み物だったのは一昔前で、最近ではタンパク質不足を感じる全ての人が、タンパク質を手軽に補給するための補助食品として人気が出ています。味も一昔前に比べると種類も豊富で、しかも美味しいですので続けやすいと思います。

オススメのプロテインを下の記事にてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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日常生活におけるプロテインの必要性と選び方のポイント

安全で効果的に筋トレを続けるための注意点とリスク対策

50代から筋トレを始めるにあたり、気を付けたいのは怪我ですね。怪我をすると日々の筋トレが嫌になるばかりか、最悪の場合筋トレを続けられないなどの事態に陥りかねません。

筋トレを安全に、また、効果的に継続していくための注意点と怪我のリスクを低減させるための方法をお伝えします。

関節やひざへの負荷軽減と正しい姿勢・フォーム

筋トレを行うにあたり、正しいフォームができていないと関節に負荷が乗ることになってしまい、痛みが出ます。私も経験がありますが、正しいフォームでできていないと痛みが出るばかりか、狙った筋肉に負荷をかけられていません。そのため、ただ関節を痛めているだけのトレーニングになってしまいます。そうならないためにも、正しいフォームを習得してから回数や負荷を増やすようにしていきましょう。

特にスクワットなど初心者の方は膝が内側に入りやすくなったり、背中を曲げ過ぎてしまったりして腰を痛めるケースが多いため、スクワットの正しいフォームを動画で検索し、実践しながら正しいフォームを身に付けていきましょう。

膝に元々違和感がある方や、不安がある方はサポーターを使用すると怪我のリスクを低減できます。詳しくは関連記事を確認してみてください。

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モチベーションアップ!女性向け筋トレ動画

筋トレを継続していくうえで大事なことは「モチベーションをいかにして保つか」が重要になってきます。現在はInstagram(インスタグラム)やTikTok、YouTubeなど、さまざまなSNSで動画を閲覧する事ができ、トレーニング動画などもたくさんあります。ダイエット成功動画や日々の食事を綴った動画、トレーニング動画などなど…一日中でも見ていられるぐらいの量があります。自分の推しを見つけてモチベーションを貰いながらトレーニングを続けていければ楽しくトレーニングが続けていけるかもしれませんね。

よくある質問|50代女性の筋トレQ&A

やはり筋トレ初心者の方はわからない事がたくさんあるとおもいますので、ここではネットで見かけたQ &Aをいくつかピックアップして解説していきます。

フリーウエイトと自重トレーニングの違いと選び方

フリーウエイトと自重トレーニングの違いです。まず、フリーウエイトとは、ダンベルやバーベルなどの器具を使用して行うトレーニングの事です。フリーウエイトのメリットは、高重量を扱えることで筋肉に高い負荷をかける事ができ、筋肉を大きくさせるのに効率が良いです。デメリットは正しい知識やフォームを習得しないと怪我や事故のリスクが高いことがあげられます。

次に自重トレーニングとは、器具を使用せずに自分の体重を負荷として行うトレーニングのことです。自重トレーニングのメリットはなんと言っても道具を必要としないため、気軽にトレーニングを始められる事です。デメリットはフリーウエイトと比べて負荷が軽く、回数をこなすことで筋肥大を狙わなければなりません。

筋トレ初心者は自重トレーニングから始めて、ある程度の筋力がついた、もしくは負荷が物足りなくなった場合にフリーウエイトに移行するのが王道でしょう。

ジム通いと自宅トレーニングの効果的な併用方法

初心者のうちからジムに通おうとする人はあまり多くはないでしょう。なぜなら、「器具の使い方がわからない…」や「続けられるかわからない」といった不安があるからです。さらに、ジムに通うには会費を払う必要があります。会費は月の平均で9000円前後が多いようです(地域にもよる)

ジムに通うにしても、自宅でトレーニングをするにしても、どちらにせよメリット・デメリットは存在します。

ジムに通うメリット

  • 高い負荷をかけたトレーニングが可能
  • ジム仲間を作る事で、楽しみになる
  • 色んな器具で色んな部位を鍛えられる

ジムに通うデメリット

  • 会費(お金)がかかる
  • 人が多い場合は気を使う
  • 慣れるまでは、周りが気になる
  • 移動に時間がかかる

自宅で筋トレをするメリット

  • 移動に時間がかからない
  • 手軽に始められる
  • 安上がり(お金がかからない)

自宅で筋トレをするデメリット

  • 負荷が軽い
  • 器具を買うと邪魔になる
  • 本格的な器具を揃えると結構お金がかかる
  • 集合住宅などでは周りが気になる

などですね。ちなみに私は自宅での筋トレ(自重+ダンベル)から→ジムトレに移行した人間です。ジムに行こうとした大きな理由は、自宅の部屋が器具で散らかってしまい、非常に邪魔だからです。それに行える種目も少ないため、自宅での筋トレで筋肉を大きくするにはそれなりの設備も必要だと感じました。私の家は5人家族の2階建てといったごく普通の家庭ですので、筋トレ器具が一部屋を占領してしまうのが家族にとってもストレスであったため、ジムに行くことにしました。

ジムに通い出して感じたことは、自宅で筋トレをするよりも、他の人のトレーニングを見る機会があるため、勉強になります(あまりジロジロ見ると嫌がられますので注意してください。)あなたもこれらのメリット・デメリットを参考にしてみて、どちらも使えるようになるととても良いですね。

まとめ

50代女性が筋トレを行うには、正しいフォームの習得、モチベーションの維持が必要不可欠になります。

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